小田木 友依(PA東京)

2019年10月22日3 分

兄弟姉妹を比べることが招くとんでもない悲劇!

”次世代リーダーを育てる親になる”

ペアレンツアカデミー東京の

小田木 友依です。

兄弟姉妹の子育てをする中で、

絶対にしないでほしいことがあります。

そのうちの1つが”兄弟姉妹間の比較”。


複数人の子を育てていると、無意識のうちに

比較してしまい、

「できる方とできない方」

「しっかりしている方としていない方」

「良い子と悪い子」

「騒がしい子とおとなしい子」

のように、常に比較し、

どっちの方が優れているか

という基準で兄弟姉妹のことを

見がちだと思います。

これが大変危険であり、子どもに

悪影響を及ぼすのでその理由を

説明したいと思います。


複数のものを比較してしまうのは

ごく自然な思考です。

というのは、人は常に色々なものを

比較しながら生きているからです。

「こっちの方が明るいな」

「この道の方が安全だな」

「このルートの方が早く着けるな」

等。

色々比較し、最善と思われる方を

選択しています。

ですから、子どもが何人かいれば

同じように比較してしまう。

これは、自然な流れなのかも

しれません。


しかし!!

モノや事柄の比較と人の比較は

全く意味合いが違うので注意が

必要です。

なぜなら、人には心(感情)が

あるから。

「お兄ちゃんの方があなたよりも

 成績がよかったわ。」

「妹の方があなたよりもしっかり

 していて、大人しいから

 育てやすいわ。」

「あなたは悪さばかりして、ママを

 困らせてばかり。お姉ちゃんは

 いつもいい子なのに。」

親が何気なく発した言葉を聞いて

子ども達は密かに、傷ついています。

そして、

「なんでいつも比べるのだろう。」

「もっと私の良い点を見て欲しいのに。」

「私のことをちゃんと認めてほしいな。」

「褒めるのはお姉ちゃんばかり。

 私のことは好きじゃないのかな。」

どんどん募った不満が不安になり、

次第に子どもは兄弟姉妹間での

親の愛情度合いを比べるように

なっていきます。

ただでさえ、兄弟姉妹の中では

常に親の愛情取り合い合戦が繰り広げ

られています。

そんな状況の中、

「私は親に愛されていないのかもしれない」

という不安がでてきたらどうなると

思いますか?

「兄弟姉妹がいるから私はこんなに

 不安な状況になっているんだ!!」

と、兄弟姉妹へ怒りの矛先が向き、

兄弟姉妹間の仲にヒビが入ることに

なりかねません!


深く考えずに発した言葉が

子どもの心をグサリグサリと傷つけ、

どんどん不安にさせ、

最終的には兄弟姉妹仲を引き裂き、

生涯の心の傷を負わせてしまう。

そんなことになる可能性があるのが、

『兄弟姉妹間の比較』

です。

兄弟姉妹間を比べる発言は

百害あって一利なし


兄弟姉妹と言えど、それぞれに

素敵な個性のある1人の人間です。

成長の早さ、外見、性格、気質、

何もかも全て違います。

「あなたは運動が得意なのね。」

「いざという時にふんばれるところが

 素晴らしい点だね。」

「気分にムラがあるタイプなのね。」

等。

それぞれの人格を尊重し、

認める発言” や、

"特徴を伝える発言"

を心がけましょう。

最後まで読んでくださり

ありがとうございました。

この記事が皆さまの子育ての

お役に立てれば嬉しいです。


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