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執筆者の写真小田木 友依(PA東京)

我が子の失敗が最高の学びに変わる「親テク」とは?

更新日:2020年9月4日

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こんにちは!

指示出し子育てから

探究する子育てへ

個性をいかし

自信をつける

AI時代の家庭教育クリエイター

ペアレンツアカデミー東京の

小田木 友依です。

先日、ふと見かけた記事で

ぜひみなさんにシェアしたい!

と思った瀬戸内寂聴さんの言葉が

あります。


『子どもを産むということ。

子どもを産むという行為は、

親として、自分という人間を

成長させてくれる素晴らしい機会です。

「子育て」は「自分育て」だと思って、

思い通りにいかない時も

乗り越えてください。』

この言葉、200%共感です!!!

子育てとは、自分育て

日々我が子がトラブルを発生

させてくれる”お陰で” 

私という人間が強く逞しく、

許容範囲を際限なく広げながら

生きていけているわけで。

子どもが元気にすくすく育って

くれていることに感謝ですね^_−☆


さて。

昨日もまた

”親子で成長”な出来事があり、

気づきや学びを得ました。

サッカーの某セレクションに

ポン(三男・小4)が挑戦

しました。

(全2回で合否決定のセレクション)

COVID-19明けとしては

初となった公式な場でのサッカー。

数ヶ月ぶりに私も観戦できる

チャンス♫

だったので、

予め予定を空けておき、

セレクション会場に送って、

そのまま観戦しました。

会場に行ってから知ったのは

合格するにはかなり熾烈な倍率を

勝ち抜かねばならないということ。

想像していた倍率とは

かなり違ったので

「大丈夫か?」

一気に不安になりました。


ポンは、本人なりに頑張って

いたように思いますが、

”いかにアピールできるか”

明暗を分けるセレクション

でのプレーとしては

物足りなく、親としては

歯がゆい思いを感じました。


「なんでもっと声を出さないの?」


「そのシュートは外しちゃダメな

 やつだよね?」


「もっと積極的にボールに

 絡まないと!!!」


「指示出ししてないで自分が

 動こうよ!」

もう、心の中でいっぱい叫び

ましたよ。。。(^_^;)

思わず声が漏れてしまっていたかもw

ギャラリーの親達は皆

必死に我が子が活躍するのを

祈りながら見守っているので、

とにかく熱気がすごい!

そんな中で、キラリと光る

プレーをしている子は

やはり目をひき、

「あの子は合格だな。」

とか勝手にジャッジしたりして。

そして、

我が子のアピール不足に

焦りを感じる。

そんな繰り返しの2時間でした。

 

セレクションが終了し、

帰宅した後ポンに尋ねました。

私:「どうだった?」

ポ:「よく動けたと思う。」

私:「たしかに。

   で。今日は何点のプレー?」

ポ:「60点」

私:「そっか。

   60点で合格できるかな?」

ポ:「いや。。。ダメだと思う。

   でもさ。チームが悪かったよ。

   だってさ・・・。」

と、

ココでセレクションで

組まれたチームメイトの

ダメだしを始めました!

私:「ちょっと待って。

  もしかして、自分が思うように

  プレーできなかったのを仲間の

  せいにしようとしてる?」

ポ:「だって。

  確実に当たり外れあるじゃん!」

たしかに。

突然集められたメンバーで

その場でチーム分けされるので

メンバーの当たり外れはあるかも

しれない。

でも、それは皆同じ条件。

そこでいかに実力を発揮できるかが

セレクションだし。

運も実力のうち!

そんなことも説明し、

会話を続けました。

私:「あのね。たった2時間の

  セレクションで、

  ”仲間のプレースタイルを

  変えよう” とする発想は

  捨てた方がいいと思う。

  プレー中のポンの一言で

  その子の動きが

  激変するくらいなら、

  はじめからその動きしてるよ。」

ポ:「たしかに。。。

  じゃ、どうすればいいわけ?

  だって、ディフェンスなのに

  守らず攻めちゃうんだよ?

  そしたらこっちが攻めれなく

  なるじゃん!!」

私:「人は変えようとするんじゃなく、

  どう活かすかを考えるんだよ。

  ちょっと難しいかもしれないけど、

  変えるのは自分の方。

  人じゃない。

  どうすればよかったと思う?」

ポ:「・・・・。

   あぁ。そういうことか。

   アレがコウでソレがアレで。」

私:「ソレ、サッカーノートに

  書いておいたら?」

ポ:「そうする!」



で。

ポンは黙々とサッカーノートを

書いていました。

私はサッカーの技術的なことは

チンプンカンプンなので、

そういう点を質問された時は

「それはポンの方がわかってると

思うから自分で考えて。」

と、返しつつ

サッカーノートを書くのを

見守っていました。

ふと見ると、

ダメだったポイント”しか”

書かれていないのが

気になりました。

私:「反省点を書いて、次どうするか

  決めているのはすばらしいけど。

  できた事についてはなんで

  かかないの?」

ポ:「え?できているのに書くの?」 

私:「できてた点は更に伸ばせば

  強みになるよね?

  できなかった点は改善すれば

  それも強みに変えられる。」

ポ:「おーーーーーーっ!!!

   無敵(^-^)v」 

私:「そうそう。だから両方ちゃんと

  書いて、自分で知っておくことが

  大切!

  明日から頑張って

  次回満足いくプレーをしよう!

  応援してるよ!」

ポ:「うん♫」

 

はい!

長々読んでくださり

ありがとうございます!

この件で、何をみなさんに

伝えたかったかというと。

「できない点」に着目して

改善点を見つけるだけじゃなくて、

「できている点」もしっかり

認識して、そこを褒めて

更に伸ばすことも大切ですよ!

ということ。

できなかった点があるということは

できていた点があるわけですよね。


その両方をしっかり見て、


前進していくためには

それぞれをどうしていけけばいいか


考える癖をつける。

すると、

自己評価がたかまり、

自信がつきますし、

必ずしっかりとした達成感

味わうことができるので

次へのやる気に繋がって

いきます!

「失敗」を最高の学びにし、

子どもをグングン引き上げる

「親テク」

お試しください!

この話が、みなさんの

子育てのヒントになれば嬉しいです。

いつも読んでくださって

ありがとうございます(^^)

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