”次世代リーダーを育てる親になる” Parents Academy Tokyo®︎主宰の
小田木 友依です。
今回のテーマは
【もっとドッシリと構えよう♪】
です。
って、一体何事?!
と思いますよね。。
まぁ、読んでみてください。
先日、オランダで実践されている
”イエナプラン”という教育メソッド
についてのワークショップが
ありました。
イエナプランの特徴としては、
・異年齢教育
・教材の枠組みにとらわれない
・カリキュラムを生徒が作る
・チャイムのない授業
・みなが同じ方向に向いて
なくてもよしとする
等があります。
一般的な日本の小学校の教育は
文科省の定めた教育規定と
指導要領に乗っ取り、
1学年のくくりで習得すべき内容と
到達度が決められていますが、
イエナプランでは8年位の
ざっくりした枠で、子どもを観察し、
その間にできていれば良しとする。
という考え方なのだそうです。
先生も子どももストレスが
少なそうだなと感じました。
でも、いったいどこの地点で、
どのように、この自由な状態から
個々に到達度チェックをしていくのか等
には疑問が残りましたが。。
日本の学校の先生、そして親が
取り入れるといいなと思った点が
ありましたのでシェアしますね。
それは、
[細かいことは気にしない!]
です。
例えば、子どもがその日に持って
いくことになっていた
(先生に言われていた)ものを
忘れたとします。
それを知った日本の親に多い
パターンとしては、
先生は、子どもが忘れものを
しないようにしっかり伝えて
くれたのか。
(連絡帳に書かせてくれたのか)
に主眼をおき、
「みんなの前で恥をかかせられて
うちの子可哀想。」
と思ったり、
忘れ物をしないように
しっかりと事前にチェック
するようになったりすることが
多いそうです。
要するに、
子どもが失敗しないように
先回りしてお世話してあげる。
でも、イエナプランでは
それはNG!
子どもが先生の話を聞いて
いなかったのであれば、
聞いていなかった子が
気になれば誰かに聞くだろうし、
気にならなければ聞かない
だろうし、
それで忘れ物をしても
お咎めもなければ、そこからの
気づきも本人任せ。
自分で気がついたら
そのうち注意するように
なるでしょ。
と。
子どもに”自己責任” を
身を以て学ばせるスタイル。
言うなれば、
”肝ッタマ かぁちゃん”スタイル
です。
集団を重んじる日本の教育や
社会のスタイルになれていると
これをやるのには
親のメンタルの強さが問われる
印象をうけるかもしれませんが、
自己責任はとても大切な
”自律” の要素だと思います。
子どもにしっかりと生きて行く
強さを身につけてほしければ
普段の生活の中で、
失敗したり
時には恥ずかしい思いをしたり
しながら学んでもらう必要があります。
そして、親はその様子をドッシリと
構えて見守る。
これが大切だと改めて
思いました。
今回の話が、みなさんの
子育てのお役にたてれば
嬉しいです。
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